せつない少女たちをパソコン上にも
センチメンタルグラフティPCソフト紹介

1998年1月にセガサターンで発売されたセンチメンタルグラフティですが、その後さまざまなPC対応関連ソフトが発売されました。ただ、その殆どがアプリケーションや壁紙などで、ときめきメモリアルのような「キャラとのゲーム」が少ないのは管理人@北星は残念です(註:管理人はときめもはしたことありません)。秋葉原に長い長い行列を作ったものもあるセンチの関連ソフトをひとつづつ見ていきましょう。
 
 
 
 

Sentimental Graffiti DESK TOP COLLECTION 
発売1997/12/24
センチメンタルグラフティデスクトップコレクション 
発売・販売元 株式会社ムービック 
Windows 95 対応 
MMCR-0007
価格4,800円 
概要:缶入りのソフト。壁紙、アイコン、音声メッセージがある。壁紙は各キャラクターのものが4種類、集合がが5種類。メッセージはパソコン起動等動作に関連するものが多く、キャラクター別に最大57個入っている。壁紙は甲斐氏のグラフティの画像。メッセージはオリジナルである。小さなプラスチック定規が同梱されている。 
批評:このソフトの特徴はなんといっても同梱の定規である。プラスチックのおもちゃみたいなものであるが、長さが「12センチ」。長さの「センチ(cm)」と、ゲームの「センチ(sg)」を掛け合わせているのである。ソフト自体はオリジナルのメッセージが良い。管理人の前のパソコンの起動・終了メッセージとして長く活躍していた。 


Sentimental Graffiti DESKTOP ACCESSORY
発売1998/04/27
センチメンタルグラフティ デスクトップアクセサリー 
発売・販売元 株式会社ムービック
製作 株式会社ビジュアル・ラボ
Windows 95 対応 
MMCR-0008
価格4,800円 
概要:甲斐氏のグラフティのイラストを使用したカレンダー、時計、電卓、テンプレート集が入っている。紙製の「特製プレミアムカレンダー(12枚組)」が入っている。




Sentimental Graffiti 〜思い出のアルバム〜
発売1998/7/3 
センチメンタルグラフティ思い出のアルバム
株式会社クラフテック
Windows 95 対応 
価格6,800円 
概要:タイトルの通りアルバム作成ソフト。ゲーム画像と同じキャラクター図柄を取り込んだ写真に貼り付けてアルバムを作るというもの。音声やテキストも貼り付けることが出来、プリクラシールへの印刷も可能である。
批評:もっとも使えないソフトと思われる。当サイトでもこれを使ったコンテンツの計画があったが残念ながら諸般の事情で中止になった。一般でも使えないようでPCショップにも最後まで売れ残っているようだった。発売当時にはこのソフトを使った「思い出写真」のコンテストが行われ、中野サンプラザで行われたラストコンサートで各ヒロイン賞他が発表された。

 
 
センチメンタルグラフティデスクトップスクリーンセーバー052
発売199x/xx/xx 
センチメンタルグラフティデスクトップスクリーンセーバー052
発売・販売元 株式会社ムービック 
Windows 95/98 対応 
価格4,800円 
概要:タイトルの通りスクリーンセーバー集である。甲斐氏のイラストを中心に作られている。
批評:センチのイラストはジャーニーの平山まどか氏のほうが好きな私にとっては点数低。「スクリーンセーバー」とはいえ、スクリーンの隅々まで切り替わるよう感じではなく果たして本当にセーバーとしての機能があるのかいささか疑問。購入者の目的の半数以上が初回封入特典の「携帯ストラップ」であったような気がする。もちろん購入時にはわからないので「複数本予約」や「12本予約」などが頻発した。発売後はチャットや掲示板などでの「自分の萌えキャラとのトレード希望」が多発した。当時のオークションサイトでも多数が破格の値段で出品されていた。

 
 
sentimentalgraffitiquizcollection 
発売1998/11/27 
センチメンタルグラフティクイズコレクション 
企画・製作・発売元 株式会社ビジュアル・ラボ 
Windows 95/98 対応 
VL98502 
価格4,800円 
概要:タイトルが全て小文字だが、パッケージ通りである。3択の問題30問を制限時間内に解いていくというもの。正答数によってせつなさゲージが上がり、最終問題で規定レベルをクリ アしているとボーナス画像が見られる。誤答するとせつなさゲージが下がる。出題はキャラクターの音声付。問題はかなり多岐にわたっており本編内ばかりではなくコンサートツアー内 からの出題もありかなり難関。
概要2(yahoo!コンピュータより)センチメンタルグラフティに登場する12人の美少女から出題される、ほろ苦い青春のクイズゲーム。キャラクター関連のクイズを1キャラにつき150問用意。その中から出題される30問をクリアしながら、解答時間により増減する「せつなさ度」のアップにもチャレンジ。 
批評:大変難しい。私は発売日にアキバに行って並んで買ったくちであるが、かなり難しい。本当に「重箱の隅をつつく」ような問題が多く、一問正答してもすぐにはせつなさゲージは上 がらず、誤答するとすぐにせつなさゲージが下がるといった感じで非常に難しかった。ということでいまだに全キャラクリアできず。SCEチャットの当時のメンバーでも買った人は勿論いた が、総じて「難しい」という批評だった気がする。超個人的意見だがBGMが好きである。さらに超個人的意見だがスペースも入れずにすべて小文字のタイトルが好きである。 


Sentimental Graffiti DESKTOP FRIEND
発売1999/4/xx
センチメンタルグラフティデスクトップフレンド
企画・製作 有限会社マーカス
発売元・販売元 株式会社ムービック
Windows 95/98 対応 
MMCR-0013 
価格6,000円 
概要:「センチのヒロインがデスクトップに!おせっかい言葉が次々と・・・」というキャッチコピーで発売された。xxxピクセル四方サイズで表示され、5秒間隔位でイラストが切り替わる。イラストは書き下ろし。「話し掛け機能」や「スケジュール機能」もついている。
批評:デスクトップに常駐とはいえいささか寂しい。イラストが「書き下ろし」になっているものの、基本はサターンでのゲーム本編の画像で甲斐氏や平山氏の書下ろしではない。ゲーム本編の私服が制服に変わっただけなので、「書き下ろし」といえるのか疑問。話し掛けても嫌われることがあるが、この出現回数が「押した回数/間隔」ではなく、単なるアットランダムであると思われる。なので「一人で寂しい・・・」という発言の後に話し掛けても、「しつこい人は嫌い」と言われたりする(ToT) キャラ音声は基本的に無く、常駐キャラを切り替えるとき(=浮気するとき?)に、「寂しい」(替えられるキャラ)旨と、「やったー」(替えたキャラ)旨の声しかない。 


Sentimental Graffiti Photogenic 
発売1999/12/xx 
センチメンタルグラフティフォトジェニック 
企画・製作 有限会社マーカス
発売・販売元 株式会社ムービック 
Windows 95/98 対応 
MMCR-0016
価格6,000円 
概要:甲斐氏のグラフティ原画の殆どといえる132点収録。スクリーンセーバーソフトも入っている。スクリーンセーバーは最大12種の画像を切り替えて表示できるように編集できる。