4月24日 十和田湖に向かおう!

青森市内のホテルで朝を迎える。ちょっと遅くなった。7時20分出発。今日はまず小湊−西平内の間で寝台特急「はくつる」の撮影である。通過予定時間が7時53分。あと30分しかないではないか! 青森市内は朝の渋滞。結局浅虫温泉の手前までゆっくりした動きだったので撮影場所を変更。小湊から来て浅虫温泉手前の海と絡めて撮れるところにした。霧も濃かったし、望遠も115mmまでしかできないのでかなり半端な写真になってしまったようだ。しかもこの撮影場所もまもなく使えなくなりそうだ。国道4号の勾配と曲線緩和を目指して海の上にバイパス橋をかける工事が始まっているのだ。

はくつるを写真に収めたあとは、昨日西日で撮るのを諦めた「青森ベイブリッジ橋上」を撮影した。そのあと車で移動して「新町通」2枚を撮った。

これから「新町通アーケード」を撮ろうとしている人に注意!「新町通アーケード」の画像は写真から判断するに、新町通を走る車の中から写していると思います。背景の絡み具合からすると多分そうです。背景画像と同じ写真を忠実に写そうと思っている人は気をつけましょう。三脚なんて立てられません。

・・・・・大体なんで三脚なんて立ててまでして撮るんだ?

車の中から撮ろうと挑戦したものの、青森駅に向かうバスに阻まれたりして結局断念した。

次に向かうのは青森駅。駅前に車を止めて入場券を買って入る。青森駅構内の二枚の写真を撮るためである。一枚はホームの端っこの写真。もう一枚は止まっている列車の写真である。止まっている列車は鉄道ファンとしてみればキハ40系列で、キハ40か48のどちらかである。この列車は気動車だから青森駅で言えばたぶん津軽線の列車だろう。ということでこの入場の時間は蟹田行きの列車の時刻に合わせた。つもりだったのだが、なんと蟹田行きは電車701系ではないですか!ホームは4番線で画像写真と全く同じなのに!!蟹田行だったら昔はキハ40ばっかりだったのに・・・・。仕方がないので701系蟹田行きをキハ40と同じように合わせて写真を撮った。・・・・ダメデスカね?やっぱりホームが違ってもキハ40じゃなきゃ(笑)

車は止めたまま続いて「ラビナ」3枚。これを撮り終えると車を「ねぶたの里」に向けた。

ねぶたの里に入る。630円。駐車料は無料である。入口を過ぎて、杉木立の間を抜けると「ねぶたの里」の展示館が並んでいた。事前情報のとおり「弘前のねぷたっこ」から撮影していく。もちろん今回は「スポット撮影」
だけを主目的にしていないので、展示物をゆっくりと見て回る。ちょこっとであったが弘前ねぷたと黒石ねぷたの特徴がわかった。そうして本物のねぶたの展示館へと進む。大きな建物の中にはねぶたが合計7台ぐらい置かれていた。どれも勇壮であるが・・・・・肝心のスポット画像に使われたねぶたがない!並んでいるねぶたは「平成○年××賞」というような札が貼ってあるが、だいたい平成10年以降の作品ばかりである。スポット写真は大体平成8年前後のはずだから、それよりもちょと古い平成6年前後のねぶたが写真に使われていたのかもしれない。いろいろ有名な作品を作る作家(?)がいるようで、どれも確かに格好いいのだが、スポット画像として使われた写真にのっているねぶたの方が、あごの引き方とか構え方とか顔つきとか、格好よく見えた。二次作品になるだろし、結局は真似た形になるとは思うが、スポットのねぶたをもう一度作るとよっぽどいい作品になる気がした。

そのうちドドンドドンと太鼓の音が鳴り出し、「ねぶた体験」が始まった。すでに団体客と思われる人たちが椅子に座っていた。お囃子の楽器の節や、ハネトの跳ね方など見せてくれる。そうして展示してあった一台を引っ張り出すということで、見物客から募って引っ張り出した。「ラッセラーラッセラー」の掛け声囃子とともにゆっくりと引っ張り出してくる。車が付いているし結構軽そうに見えたが、やっぱりこの状態は軽いそうである。ただ、展示場では中に入れてある照明の電気を配線で賄っているため軽いそうで、実際には発電機をねぶたに乗せて周るためにこの状態よりかなり重くなるそうである。納得。
 ねぶた体験は30分弱で終了し再び見て回る。ある一角に、「過去の受賞作品」ということで小さいながらもパネル展示していた。そのパネルと資料をとっかえひっかえ見ながらスポット画像のねぶたを探す。結局、それらしきものは見つからなかった。

展示館は他にもあるのだが、観光客は皆戻っていくので私も戻る。ここ「ねぶたの里」は青森市でも山の麓にあり、さら谷間に挟まれているせいか、桜が満開であった。

駐車場に戻り車を出す。すぐそばで新幹線のトンネル工事をしていた。まだトンネルの段階だからいいものの、高架が出来ればトンネルから続く方向と思われる杉木立は切り倒されるんだろうな・・・・そう思っていた。

ねぶたの里のすぐそばにりんご園があり、りんご園の画像が気になる。木の具合からして違うようではあったが。「りんご園の画像も見つければ大金星物だろうな・・・・」と思う。

道路沿いに立つ「ねぶたの里」の看板を写真に収めて、八甲田十和田湖へと向かう。ねぶたの里のちょいと先に青森公立大学があり、そのすぐ先からもう八甲田の入口、雲谷ヒルズがある。雲谷ヒルズから見る八甲田かと思ったがちょいと違う。先に進む。その次に「ここかな?」と思った場所は萱野高原であった。・・・・・・でも山の具合が違う。次に進む。

スキー場があったのでちょいと寄ってみる。けれど小屋が見当たらないので諦めた。・・・・あの避難小屋は北海道だと思うけど・・・・。とはいえ、スキー場の写真の解明は超A級に難しい気がする。ゲレンデの写真とか妙子が逃げていった木立の写真とかどうやって探すのだろうか?それでも見つけてしまう人はいる気もするが(苦笑)

スキー場を出る。すると、「ヒバ仙人風呂」でおなじみの酸ヶ湯温泉があった。財布の中身が非常に厳しいのだが入浴料500円を払って入った。おおきな風呂であった。ちなみに混浴。ただし、若い娘はいなかった(爆) 
よく見ると洗い場がない。洗面台のような蛇口はあるのだが、そこは立たないと使えない場所である。その洗面台にこういう掲示がしてあった。

「この冷水を中心部にかけると元気になります」

………中心部ってナンですか?(爆) 言っている意味はわかります。私も男ですから。けれど物凄い抽象的な文章だと思いません?いきなり「中心部」ってナンナンでしょう。そうして「元気になります」………。私ですか?そりゃ、かけましたよ。「バイナリィポット」とか「ぷちチェリー」とかしてたから、よかったと思いますデスよ、ハイ。……最近ゲームしてないな。健全だ(爆)

酸ヶ湯、いい味出してます。

さて、すかゆを出て十和田湖に向かいます。その前に八甲田の写真を撮らなくてはなりせん。このまま峠をまっすぐ行くと違う気がしたので一旦少し戻ります。そうして「八甲田遭難の碑」みたいのが建っている田代平のほうに向かってみます。しかし、「遭難の碑」の前にある茶屋の前ではあまりにも八甲田山がでかすぎます。おっきすぎる・・・・。やっぱり萱野高原が一番それらしかった気がするなぁ・・・・。気にしながらも国道103号線を通って十和田湖方面に向かいます。

結局「八甲田」は解らないまま奥入瀬・十和田湖方面に向かいます。ゆっくりゆっくりと八甲田山を降りて奥入瀬の入口、焼山に到着しました。ここで一旦休憩。車の中の掃除と体勢の整え直しをします。その後で、奥入瀬のシーンと思われる「木立」と「流れ」の2枚のCGはここらへんかなと思い焼山散策マップのようなものを手に入れますが、ここらへんでは無さそう。しかし、奥入瀬は結構距離があるので焼山から歩くことは中止しました。

30分近く休んで奥入瀬渓流沿いに十和田湖方面に向かいます。途中石ヶ戸で一時停車。降りて風景を確認してみますが、ここでも無さそう・・・・・。仕方がないので「ぷちチェリークリアファイル」で記念写真を撮ります。

結局奥入瀬のシーンは不明のまま、十和田湖子の口に出てしまいました。う〜〜〜〜〜ん・・・・・・。

仕方がないので「十和田湖遊覧船」の写真撮影場所を探して、十和田湖観光の中心である休屋に向かった。休屋に着いたのはだいぶ暗くなってきた5時過ぎ。既に遊覧船桟橋は閉められていた。そんなぁ・・・・・。と言うよりもすごい風が冷たいのだ!しかも小雨も降ってるのだ!最悪!

それでも「湖畔」の画像を探そうと浜辺を探す。とりあえず「乙女の像」のほうに行くとあった。なんとなく上にある木の枝がそれっぽい。撮影。
十和田湖は中学生の時の修学旅行で来た以来である。懐かしい。というか殆ど覚えていない(爆) とにかく前日の「マインパーク尾去沢」から雨が降っていた事を覚えている。その時は「十和田湖ブルーレークホテル」に泊まった。翌日奥入瀬散策の予定だったが、雨の為ぬかるんでいるということで中止。車窓から眺めて終わったことを覚えている。
そのときに見たことがあったか無かったか、「乙女の像」を見て引き返す。

そのうち6時になってしまった。観光案内所も閉まってしまい、今日の宿に困り始めた。電話帳で「十和田湖民宿協会」だっかに電話を掛けたが、「現在使われておりません」とテープ。なんぢゃそりゃ!仕方がないので休屋地区に入る入口近くで見かけた「民宿ひめます荘」に電話をしてそこに止まったのでした。夕食にありつけなかった・・・・・・・(爆)