沢渡ほのか(CV.鈴木麻里子)
〜for Sentimental Graffiti〜

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00覚えていますか?初めて逢ったあの日のこと…そして、あの思い出を。あなたに…会いたい
01ちょっと、やめてください
02えっ
03
04っ、あの…
05ありがとう、助けてくれて
06それじゃ、さようなら
07あっ、あなたは…
08どうして、ここに…あなた北大の学生なの?
09私だって、びっくりしちゃった
10っ、あの…さっきはありがとうね、助けてくれて
11えっ、あなた沢渡教授に用があるの?
12驚いちゃうかもしれないけど、沢渡教授は私のパパだよ
13うん
14えっ、ほのかは…私だけど、どうして私の名前を知ってるの?
15えっ…あなたが
16うん
17あっ、でも…私のパパになんの用だったの?
18えっ、私に?
19っ、別に…そんな事無いよ
20えっ、うん…馬はウソをつかないし、とっても純粋な目をしてるから
21あなたは、やっぱり…馬は嫌いになっちゃった?
22そう、よかった
23うん、わかった。ちょっと、待っててね
24はい、これ
25でも、ほんとにまた、訪ねて来てくれるの?
26そう、じゃ、楽しみに待ってるからね
27うん、ちょっとだけね
28でも全然平気だよ、あなたは遠くから来てくれてるんだし
29今日はお天気もいいし、なんだか遠出したい気分だね
30ねぇ、付き合ってくれる?
31ここ、一度来て見たかったんだ
32綺麗だね
33うーん、いい風…それにいい香り
34うん?何ぼーっとしてるの?
35えっ
36もう変なの
37あっ!
38ちょっと、見たでしょう?
39ほんとに?
40なんか怪しいけど…まっ信じてあげよっかな
41今日は付き合ってくれてありがとう、ラベンダー畑綺麗だったね
42また来年も見れるといいな
43ううん、なんでもない
44ほんと?よかった
45あっ、ねぇ
46なんでもない…気をつけて帰ってね
47
48えっち!知らない!
49今日はなんだか疲れちゃったな、ラベンダー畑は綺麗だったけど
50それじゃね、ばいばい
51うん、ちょっとだけね
52でも全然平気だよ、あなたは遠くから来てくれてるんだし
53今日晴れて良かったね
54まだまだ暑くなるらしいよ、うふふ、最高に気持ち良さそう
55ねぇ、早く行こう
56待たせてごめんね
57っ、なに?
58変なの
59うふっ、ほらっ気持ちいいよ
60ねぇ、泳ごうよ
61どうしたの?さっきからあんまり喋らないけど?
62ほんとに?ありがとう、この水着、自分でも凄く気に入ってるの
63ちょっと恥ずかしかったけど、おもいきってあなたを誘って良かったな
64もし先に着替え終わったら、プールの入り口で待っててね
65じゃ、また後で
66今日は付き合ってくれてありがとう、プール楽しかったね
67また来年の夏も来れたらな
68ううん、なんでもない
69ほんと?よかった
70あっ、ねぇ
71っ、なんでもない
72気をつけて帰ってね
73えっ、もうえっちなんだから
74もし先に着替え終わったら、プールの入り口で待っててね
75今日は付き合ってくれてありがとう、じゃここでね
76ばいばい
77うん、ちょっとだけね
78でも全然平気だよ、あなたは遠くから来てくれてるんだし
79今日はお天気もいいし、なんだか遠出したい気分だね
80ねぇ、付き合ってくれる?
81小樽って、なんだか旅情を誘う町だよね
82うふふっ、そうかも
83私ね、この赤レンガ前が一番好きなの
84なんだか、懐かしい感じがするから
85そうだ、この運河の周りって、ガラス細工のお店がいっぱいあるんだよ
86うん
87綺麗だね
88うん
89なに?
90えっ、ほんとに?
91でも、やっぱり悪いから
92ありがとう、嬉しい
93今日は付き合ってくれてありがとう、楽しかった
94あっ、ガラス細工…大切にするからね
95ほんと?よかった
96あっ、ねぇ
97っ、なんでもない
98ありがとう
99今日はありがと、それじゃ、またね
100ばいばい
101ううん大丈夫、私も今来たところだから
102あっ
103知ってる、大変だったね
104私約束破る人、大っ嫌い
105えっ、どうしたの…いつ北海道に?
106ほんとかな?
107まぁ、いいや…信じてあげる、うふふ
108別に…あなたに会えなくったって、私なんとも思わないもん
109ウソ…ほんとはちょっと寂しかった
110もういいよ、許してあげる
111あっ、そうだ、プレゼント贈ってくれたでしょう、ありがとう
112もちろん、でもよく私が好きなものがわかったね
113あっ、そうだ…プレゼント贈ってくれたでしょう、ありがとう
114うっ、うん、まぁ、でもそんなに気を使わないで、なんだか悪いから
115あれ?前よりなんだか逞しくなったみたい
116うん、変わったよ
117あれ?前より、なんとなく大人っぽくなったみたい
118うふふ、変わったよ絶対
119あれ?前より、なんだかかっこ良くなったみたい
120うん、絶対変わったよ
121ねぇ、他の場所に行ってみない?
122そお?それじゃちょっと遠出しようか?
123どう?これで満足かな?
124思い出さない?私たちが小学生の時、遠足で来た牧場なんだけど
125あああぁあぁ、助けてぇー
126あの時はほんとに怖かったなぁ
127うん、でもね私、あの時…
128ううん、なんでもない
129ねぇ、そろそろ帰ろっか
130今日は付き合ってくれてありがとう、じゃここでね
131それじゃ、またね
132あっ、気をつけて帰ってね
133ねぇ、お茶でも飲みに行こう
134えっ、どうかしたの?
135ああぁ、そっか、そうだよねぇ
136覚えてないの?あなたはしばらく、ここに入院してたんだよ
137なんでもいいから、あなたも何か書いてくれないかな?一方通行じゃ寂しいから
138もう、何一人でニヤニヤしてるの
139えっ
140っ、さぁ…どうだったかなぁ?
141今日は付き合ってくれてありがとう、じゃここでね
142うふふ、いい天気だなぁ
143そうだ、じゃ大学にでも行ってみる?
144ねぇ、植物園に行ってみない?
145覚えてた?そう、私たちが一緒に通ってた小学校。短い間だったけど
146私、これだけは絶対止めたくない!別に、噂になったって平気だから
147っ、何?
148えっ?
149っ、ほらっ、急ごうよ…早く行かないと植物園閉まっちゃうかもしれないよ
150今日は付き合ってくれてありがとう、楽しかった
151ほんと?よかった
152っ、ねぇ
153なんでもない…
154気をつけて…帰ってね
155あなたに、見て欲しい場所があるんだけど
156私にとっては、大切な思い出の場所なの
157うん
158いいの、当たり前だから。だって、あなたは一度も来た事無いはずだもの
159私の番で、あの交換日記が止まっちゃってたの覚えてるよね?
160実はね、書く事はすぐに書いたんだけど、どうしても渡す勇気が出なかったの
161だって、あれにはあの時の私のピュアな気持ちが書いてあったんだもの
162小学校5年生の女の子が、一生懸命伝えようとした思いがね
163私、あなたが転校するらしいって聞いてようやく決心がついたの
164あなたがいなくなっちゃう前に、伝えなくちゃ行けない
165そんな風に、ようやく決心した私がドキドキしながらあなたの家を訪ねた時
166あなたは引越しのトラックに乗って、ちょうど出発した所だったの
167私、もちろん必死に追いかけたよ、でもダメだった…ぜんぜん追いつけなかった
168それで…一番遠くまで見送れるこの場所で、あなたの乗ったトラックが見えなくなるまで…一人で見送ってたの
169悲しくて…どうしていいかわからなくて…暗くなるまで、ずぅーっと…
170いつか…伝えられなかったあの時の気持ち、あなたに伝えられるといいな
171今日は付き合ってくれてありがとう、楽しかった
172ほんと?よかった
173あっ、ねぇ…
174っ、なんでもない…
175気をつけて帰ってね
176あっ、沢渡…ですけど
177ちょっとね、あのね、今度こっちに来れる時あるかな?
178ほんと?よかった…ちょうどその頃ね、私、パパのお供で函館に行くの
179それで、あなたにも来て欲しいんだけど、だめかな?
180ありがとう、嬉しい…楽しみにしてるからね
181よかった、パパもあなたのこと気に入ったみたい
182ごめんね…いきなりで、でも…私どうしても函館山の夜景を見たかったから
183パパったら、一人で行くのは危ないから絶対ダメだって言うんだもん
184ごめんね?迷惑だった?
185ほんと?ならよかった
186うーん、すっごく楽しみだなぁ
187どうかしたの?
188なんだか、だらしない顔になってるよ
189やっぱり、わかっちゃうかな?
190だって、私函館山の100万$の夜景、昔から見に行くの夢だったんだもん
191ねぇねぇ、早く行こうよ
192想像してたより、ずっとずっと綺麗
193はぁーっ、綺麗だなぁ〜
194あっ…
195えっ、ちょっちょっと
196やあぁっ!
197ばかぁっ!
198っ、何てことするの
199何がてっきりなの、私は目にごみが入って、それで目をつぶってただけなのに…それを…
200あなただけは、そういう人じゃないって思ってたんだよ、信用してたんだよ…
201だから一緒に、この夜景を見ようと思ったのに
202最低!大っ嫌い!ばかぁっ!
203
204っ、うん
205私だって…でも、言葉だけじゃだめ
206今…私稚内に来てるの
207会いに来てくれる?
208待ってる
209あぁっ
210っ…私…
211でも?
212えっ
213私…だから?…それほんと?
214はあぁ…もういい
215許してあげる
216私ね、いつまでも意地を張って、あなたからの電話を無視したりしてたら
217私ね、いつまでも意地を張って、あなたが会いに来てくれてるのに無視したりしてたら
218自分が…なんだか凄く嫌な子になっちゃったような気がして…悲しかった
219不思議だけど…毎日ここで、冬の真っ白な海を見ていたら
220なんだか、素直な気持ちになれたの
221うん
222っ、でも…
223今度またあういうことしようとしたら、私絶対許さないから
224はい、大丈夫…うん、早ければ明日の朝一番の札幌行きで帰るから
225うん、吹雪じゃ…しょうがないだろうって
226ああぁっ、もしかして変な事考えてるんじゃないでしょうね?
227そう、ならよかった
228でも、よりによって吹雪だなんて、夜が心配だなぁ
229うううん、なんでもない
230あっ、ごめんね、入っても…いい?
231
232笑わないでね
233あのね、外の吹雪の音が…怖くて…眠れないの
234それで、お願いがあるの
235ここで寝てもいいかな?
236うん、だって…あなたの事信用してるから
237うふふ、私ソファーで寝るね
238いいの?
239ありがとう
240…うん…ん…雪祭り…ん…
241…うん…
242それじゃ、気をつけてね
243っ、それから
244昨日は…ありがとうね
245もしもし
246ほのかですけど
247っ、うん、もうすぐ雪祭りでしょう?それで…
248それで、出来たらあなたと一緒に行けたらなぁって
249ほんと?よかった
250うん、えーっと…
251えっと、そうだなぁ
252今度の日曜は?
253今度の月曜は?
254今度の火曜は?
255今度の水曜は?
256今度の木曜は?
257今度の金曜は?
258今度の土曜は?
259それじゃぁ…
260次の週の日曜は?
261次の週の月曜は?
262次の週の火曜は?
263次の週の水曜は?
264次の週の木曜は?
265次の週の金曜は?
266次の週の土曜は?
267その頃はもう雪祭り終わっちゃってるよぉ、ほんとに他の日はだめなの?
268そお、それじゃしょうがないね、わかった、ばいばい
269あの、楽しみにしてるからね
270ううん、大丈夫
271それより、今日は来てくれてありがとう
272どお?雪祭りは?
273うふふ、でもね、本番は夜なんだよ
274雪像がライトアップされて、神秘的なくらい綺麗なんだから
275ねぇ、夜までお茶でも飲んでおしゃべりしてよう
276なんだか不思議だな、雪祭りの日にこうしてあなたと
277ううん、なんでもない
278うん
279ねぇ、覚えてるかな?
280私たちが再会したの、ここ大通り公園だったってこと
281そう、でも…どうしてかな?私あの時、この人なら私を助けてくれるはず
282何故だか、そんな気がしたの。不思議だよねぇ
283うふふ、私ね夢だったんだよ
284あなたと二人で、こんな風に雪祭りの夜を過ごすのが
285そうだ、これ…
286覚えてるよね?
287私、これだけは絶対止めたくない!別に、噂になったって平気だから
288うん…これに、あの時伝えられなかった気持ちが書いてあるの
289小学校5年生の女の子が、一生懸命伝えようとした思いがね
290最初は、昔の思いでだったけど…あなたと会って過ごすうちに…私ね
291今でも自分の気持ちが、少しも色あせてないってことに気がついたの
292やっぱり…ちょっと恥ずかしいから、向こうに行ってるね
293うふっ、読んでくれた?
294っ、お願い、何も言わないで…今日はこのまま、幸せなままでいさせて
295だって、やっとあなたに渡せたんだもん
296やっと伝えられたんだもん、あの時の…私の気持ちを
297なんでも言いから、あなたも何か書いてくれないかな?一方通行じゃ寂しいから
298えっ、えっと…
299今日は付き合ってくれてありがとう、とっても楽しかった


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